一口に副業と呼ばれていますが、その業種は多岐にわたっています。どのような立場の人が副業にチャレンジしたいのかによっても、仕事選びの判断基準は大きく変わるでしょう。
たとえば学生であれば、本来の学業に支障がおよばない範囲で自由な時間は多く使えます。主婦・主夫の場合、家事のスケジュールは自分で決められるので、副業のための時間をやりくりできます。
サラリーマンは本業に勤務時間を縛られているケースが多いため、働く時間の決められていない業種を選ぶとよいでしょう。本業を別に持つサラリーマンゆえの難しさといえるかもしれません。それ以外にも注意しなければならないこととして、所属する勤務先の兼業禁止規定に抵触してはなりませんし、そもそも本業がおざなりになってしまっては元も子もありません。
サラリーマンが本業を気にせずに副業を得るとすれば、インターネットを使いこなして自宅でも外出先でもプライベートな時間を生かせる業種が向いています。そのうえでこれまでの学歴・職歴を役立てられそうな仕事や、今まで磨いてきた腕前を披露できるような仕事を選べば、ますます自分自身にフィットした仕事を探せるでしょう。
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①アートが好きなら「登竜門」
絵や文芸などに関心があり、なにかを作ることが得意であればおすすめしたいのは「登竜門」。
生み出した作品は多くの人に知ってもらいたいし、それで収入を得られればうれしいものです。かといって、どこでどうやって発表すればいいのか、コンテストは毎日のようにあちこちでおこなわれていますが、個人でその情報を集めるにはかなりの労力を要するでしょう。
「登竜門」は全国のコンテスト情報を集めたサイトです。メルマガに登録しておけば一週間分の最新情報が得られます。情報収集に手間取ることなく、作品を仕上げることに専念できます。カテゴリーもイラスト・ロゴ・キャラクター・写真・映像や小説・コピー、さらにはファッション・雑貨・インテリアなど多岐にわたっています。
②ちょっとした土地活用を手助けしてくれるサイト
本業が忙しすぎてとても副業まで手が回らないという人でも、少しでも土地を持っていれば有効活用してくれるサイトがあります。自分自身が働かなくても、持っている土地が利益を生み出してくれるのであれば、こんなに魅力的なことはありません。
「軒先パーキング」は、たとえば自分がふだん使用している駐車場で、空いている時間帯を希望者に貸すことができます。「軒先ビジネス」はまさに文字どおり軒先を、たとえば移動販売車に営業スペースとして使用してもらえます。「スペなび」ではレンタルスペースとして、パーティーやイベント会場あるいは民泊などに提供できます。
③本業の経営スキルを生かすなら「X-book」
会社経営に関する知識があれば、そういった情報を欲している企業に対し電話や訪問で提供することで収入を得られるのが「X-book」です。
営業・マーケティング・事業開発などの業務に関する見識や、同業者でなければ分からない業界情報などをコンサルティングします。今まで得た知識や経験を第三者にも理解できるように説明できなければならないので、自分自身にとっても大いに勉強になります。
④株式の長期投資
株式投資は副業の王道ですが、リスクが大きい点は否めません。生活資金を除いた余裕資金をもちいて、しかも負担の少ない金額で長期運用するつもりで進めるのが安全です。
これまで1000株単位で投資するのが普通でしたが、少ない資金の投資家も参加できるように最近は100株でも投資できるように成りつつあります。
⑤転職を支援する「SCOUTER」
運営会社の審査を通ればスカウトになれるのが「SCOUTER」。
身近な転職希望者をヘッドハンティングして、人材を求める企業に紹介する仕事です。要望を聞き、希望に合う求人を探すことで転職活動をサポートすることで報酬が得られます。
ただし本業の勤務先と兼業する形になるため、就業規則に違反していないか注意してください。