今回の記事は、たまがくがまだブラック企業で働いていて、副業にはまったく興味がなかった頃(と、言うか副業する時間的な余裕なんてなかった)に、政権が民主党から自民党に変わるタイミングの話です。
言わゆる「アベノミクス」で株価が右肩上がりになっているとき。
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アベノミクスに便乗して株式投資に挑戦するも大敗
当時はどの銘柄の株を買っていても儲かると言われていて、実際にほとんどすべての株価が上がっていました。
たまがくは、当時まったく副業に興味がなく、株式投資に関してもズブの素人でしたが、同じ会社で働いていた先輩が儲かっているのを聞いて挑戦してみることにしました。(この安易な判断が、あとでたまがくをとんでもない目に合わせることになる)
まず、SBI証券で口座開設して試しに10000円を入金しました。
最初は8000円分の株を買って3日後に8100円で販売、100円の儲けでした。
たった8000円分でしたが、株価が上がったり下がったりするのをドキドキしながら見ていましたのを覚えています。
先程も書きましたが、当時はアベノミクスで、株価は全体的に右肩上がり。
そんな中、たまがくが目をつけたのが成長戦略の分野の1つであるバイオ関連株。
バイオ関連とは、医療やips細胞などに関する事業を展開している企業の事です。
カルナバイオサイエンスやリプロセルなどと言った企業で、当時は株価が数日で2倍3倍になるのが当たり前でした。
よっしゃ、株で儲けてやるぜ!
ポートフォリオの見方も貸借対照表も何も知りませんでしたが、みんな儲かっているのだから自分も早く参戦しなくては、と50万円をSBI証券の口座に入れて運用したところ、
あっという間に80万円に。含み益30万円です。
この頃は1日中株価が気になっていて、
朝起きる→すぐに株価チェック
会社の昼休み→昼食を食べずに株価チェック
家に帰ってから→常に株価チェック
という状態でした。
今、思い返してみれば株価ばかりが気になって、まったく心に余裕が無い状態でした。
そのくせ含み益は出ているものだから、会社の先輩や後輩と株の話をするときは、「株価ってのは経済の少し先を読めば分かるわけよ」とか、偉そうに言っちゃうたまがく。(当時は誰でも株で儲かっているだけ)
そして、調子に乗ったたまがくは更にとんでもない勝負をすることに。
たまがく、株に当時の貯金のほぼ全額200万円をぶっこむ
しかし当時のたまがくは、自分のことを株の事がよく分かっていて、むしろ投資に才能があるとさえ思っていました。←ただの勘違い野郎( ゚Д゚)
最初は、200万円を10銘柄に分散投資していたのですが、毎日損益をチェックしてもほとんど動きがない。
それでも60万円程度は含み益が出ていました。
60万円の含み益でも十分な金額ですが、当時は「もっと儲かるはずだ」と信じていました。
そしてある日。
とうとう、たまがくは株式市場の洗礼を受けることに。
具体的には、10銘柄に分散していた資金を1つの銘柄に集中したことからすべては始まりました。その銘柄とはゲーム関連株のクルーズという会社。
クルーズは2012年に1株1000円前後だった株価が2013年には5000円を超えていました。
たまがくは何の根拠もなくクルーズはきっともっと上がるだろう、と判断して7000円の時に210万円分購入。
そして、この7000円付近が株価の天井で、そこからはジェットコースターのように右肩下がりに。
途中で損切りする勇気も決断も出来ないまま、毎日スマホでクルーズの株価をチェックしては憂鬱な気持ちになるたまがく。
ガクガク、ブルブル( ゚Д゚)
そして、とうとう我慢出来なくなって損切りを確定させたのが1株2000円の時。
210万円が60万円に(涙)
(ちなみに、たまがくが損切りした2000円が底値で、その後6000円程度まで株価が戻ったことは記憶の片隅から消して生活している。)
あっという間に170万円を失うことになったたまがく。
損失を確定させた日の夜は、お風呂の湯船の中に潜って思いっきり叫んでやりました。(と言うか叫ばずにはいられなかった)
高値で買って底値で売る。
株価投資の「ダメな例グランプリ」があれば優勝するような失敗をしたたまがく。
しかし、悲劇は終わらない。
手元に残った60万円をどうにかして増やしてやろうと考えたたまがくが、手を出したのは低位株投資。
低位株は1株当たりの単価が安いので、少し株価が上がるだけでリターンが大きくなるのが特徴。
(例)1株1000円が10円上がると上昇率は1%。しかし、1株100円が10円上がると上昇率は10%
つまり50円の株を買って150円になれば、3倍になっているわけだから60万円が180万円になっているということ。
また、何の根拠もなく、この方法ならいけると判断したたまがくは、会社のことを調べもせずに60万円で1銘柄を購入。
その会社とはマクロミル。
マクロミルをご存知の方は、きっとたまがくのことを哀れに思っただろう。
なぜかって?
マクロミルは2014年に上場廃止になっているからさ。
つまりたまがくが買っていた株の価格は60万円→0円に(゜_゜)
どうだろうか?たまがくの完璧なまでの負け犬っぷりは?逆に清々しいだろう。(自慢するとこじゃない)
たまがくの失敗から伝えたい2つの事!
株式市場では新規参入してきた人は5年で90%の人が損失になる、なんて言われます。
たまがくは損失どころかゼロになってしまいましたが。
1)他人事だと思わないこと
たまがくもまさか自分の資金がゼロになるなんて思ってもいませんでした。
あなたは、もしかしかたら「たまがくはダメだな。自分だったら損することはないよ」と思っているかもしれません。
しかし、明日は我が身なのです。
2)基本をしっかりと学ぶ
たまがくが株で失敗した大きな理由の1つに「基本をしっかりと学んでいなかった」ということがあります。株を買うときも何の根拠もなく、ただ何となく上がりそうだから、という理由で選んでいましたしね。
もちろん、ダイヤモンドザイやYahoo!ファイナンスなんかで勉強はしていましたよ。
大切なのは、「基本をしっかり学ぶ」ということ。
しかし、株で大失敗したたまがくは、副業では失敗しないために副業について基本をしっかりと学ぶことにしました。
そのおかげで2018年4月現在、月に7万円程は副業で稼げるようになりました。
近い将来、月収は100万円に。(なっているはず→願望)
株でも副業でも基本を学ぶことが最も成功する近道だと言えます。
今なら、たまがくが副業のために学んだ情報が無料で手に入れることができます。
副業の基本をしっかり学んで、
お小遣いを増やして好きな服や靴を買うもよし、子供の習い事の足しにするもよし、住宅ローンの返済にするもよし。
もちろん、たまがくのように月収100万円を目指して、フリーな生活を目指すもよしです。